パレート図とは

静かに行く者は、健やかに行く。
健やかに行く者は、遠くまで行く。
- ヴィルフレド・パレート -

パレートの法則は別名「80:20の法則」とも呼ばれ、「全体の結果の80%は、全体を構成する20%のものが要因となっている」という考え方のことです。

例えば、下記のような例が考えられます。
  • 企業全体の売上の80%は、上位20%の優良顧客による売上である。
  • 業績の80%は、上位20%の社員の貢献によるものである。

このように、全体の値が上位何%の構成要素で占められているかをグラフ化したものがパレート図です。
全体への影響力が大きい構成要素や、そのバランスを分析することができます。

今回は、このパレート図をつくっていきましょう!



パレート図のつくり方

今回使用したデータは、都道府県別の梅の収穫量のデータです(参照元『梅の生産量の都道府県ランキング(令和2年)』)。

全国の梅の収穫量の80%が、上位何%の都道府県で占められているかを見ていきましょう。

  1. 都道府県別の収穫量棒グラフを作成し、降順に並べる。
    図1

  2. 行に[収穫量]を追加し、線グラフにする。
    図2

  3. 二重軸グラフにし、線グラフの方に表計算の「累計」を追加する。
    図3

  4. 「セカンダリ計算の表示」にチェックを入れ、セカンダリ計算タイプで「合計に対する割合」を設定する。
    図4

  5. ツールヒントで表計算の結果を表示して、完成!
    図5

全国の梅の収穫量の80%は、上位10都道府県(= 10/47 = 21.2%の都道府県)で構成されていることがわかりました。パレートの法則が成り立っていることが分かります。

ちなみに、手順4で使用した表計算の「セカンダリ計算」とは、表計算で算出した結果に対して、さらに別の表計算を適用する機能のことです。


今回は表計算で「累計値」を計算し、さらにその累計値が全体に占める割合をセカンダリ計算を用いて計算しています。イメージとしては、下記の表をご参照ください。
図6


まとめ

今回はパレート図を作成してみました。
マーケティングデータの分析に使用されることもありますので、ぜひ使ってみてください!

Tableau Public