M-1グランプリの採点
M-1グランプリでは、審査員が100点満点で漫才の採点を行っています。出番が終わるごとに採点をしなければならないので、採点するのも難しそうです。出場者の漫才はもちろんですが、どの審査員が誰に何点をつけるのかも注目されています。
以前「M-1グランプリのデータをTableauでまとめてみた」にて歴代のM-1グランプリの結果をまとめましたが、今回はそのデータを使って自分と感性の近い審査員が診断できるダッシュボードをつくってみました。
診断方法
今回は自分の採点結果を入力することで、自分と採点のつけ方が近しい審査員を診断できるものをつくっていきたいと思います。
なお「採点のつけ方が近しい」の定義については、以下の3つの方法で算出することにしました。
【方法①】絶対値の差の平均
1つ目は、自分の採点結果と各審査員の採点結果の差の絶対値を取り、出場者1組あたり平均で何点離れているかを計算する方法です。離れている平均点数が最も小さい人=採点のつけ方が近しい人、と定義しています。
以下の例だと、松本人志さんとは絶対値の差の平均が2.5だということになりました。
Tableauでは以下のように表現しています。

【方法②】相対値の差の絶対値の合計
2つ目の方法は、純粋な採点結果の差を取るのではなく相対値との差を取る方法です。1つ目の方法では採点結果の差をそのまま取りましたが、この方法だと単に「採点の平均」が近しい人が選ばれる可能性があります。
今回の方法は「採点のつけ方」が近しいというところに着目し、その審査員の平均点を1としたときの相対値を計算し、その相対値の差の絶対値を見るという方法です。
※桁数が小さくなりすぎてしまうので、差の絶対値の平均ではなく合計で計算しています。審査員ごとに審査した組数が同じなので合計でも問題ないのですが、組数が違うもの同士を比較する場合は平均を使ったほうが良いでしょう。
以下の例だと、松本人志さんとは相対値の差の絶対値の合計が0.228だということになりました。
Tableauでは以下のように表現しています。

【方法③】相関係数
3つ目の方法は、相関係数を計算する方法です。相関係数とは、2変数間の相関の強さを数値化したものです。今回でいうと、自分の採点結果と審査員の採点結果の相関の強さを計算しています。一般的に、相関係数の絶対値が0.6~0.7以上あると、相関関係があると解釈する場合が多いです。
Tableauでは相関係数を計算できるCORR関数が搭載されているので、それを使って計算できます。
Tableauでは以下のように表現しています。

最終的に、方法別に診断結果を見られるようにしています。今回の例だと、方法によって診断結果が変わっていますね。

まとめ
今回はM-1グランプリの審査員診断ができるダッシュボードを作成してみました。みなさんもぜひ診断してみてください!
Tableau Public:M-1グランプリ_審査員相性診断 ~あなたの感性に近いのは誰?~
漫才を塗り替えろ。
- M-1グランプリ2022 -
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M-1グランプリでは、審査員が100点満点で漫才の採点を行っています。出番が終わるごとに採点をしなければならないので、採点するのも難しそうです。出場者の漫才はもちろんですが、どの審査員が誰に何点をつけるのかも注目されています。
以前「M-1グランプリのデータをTableauでまとめてみた」にて歴代のM-1グランプリの結果をまとめましたが、今回はそのデータを使って自分と感性の近い審査員が診断できるダッシュボードをつくってみました。
診断方法
今回は自分の採点結果を入力することで、自分と採点のつけ方が近しい審査員を診断できるものをつくっていきたいと思います。
なお「採点のつけ方が近しい」の定義については、以下の3つの方法で算出することにしました。
【方法①】絶対値の差の平均
1つ目は、自分の採点結果と各審査員の採点結果の差の絶対値を取り、出場者1組あたり平均で何点離れているかを計算する方法です。離れている平均点数が最も小さい人=採点のつけ方が近しい人、と定義しています。
以下の例だと、松本人志さんとは絶対値の差の平均が2.5だということになりました。
| name | judge | point | 自分の採点 | 差の絶対値 | 差の絶対値の平均 |
| カベポスター | 松本人志 | 90 | 88 | 2 | 2.5 |
| 真空ジェシカ | 松本人志 | 88 | 92 | 4 | |
| オズワルド | 松本人志 | 92 | 90 | 2 | |
| ロングコートダディ | 松本人志 | 93 | 94 | 1 | |
| さや香 | 松本人志 | 95 | 93 | 2 | |
| 男性ブランコ | 松本人志 | 96 | 90 | 6 | |
| ダイヤモンド | 松本人志 | 87 | 86 | 1 | |
| ヨネダ2000 | 松本人志 | 91 | 89 | 2 | |
| キュウ | 松本人志 | 86 | 88 | 2 | |
| ウエストランド | 松本人志 | 94 | 91 | 3 |
Tableauでは以下のように表現しています。

【方法②】相対値の差の絶対値の合計
2つ目の方法は、純粋な採点結果の差を取るのではなく相対値との差を取る方法です。1つ目の方法では採点結果の差をそのまま取りましたが、この方法だと単に「採点の平均」が近しい人が選ばれる可能性があります。
今回の方法は「採点のつけ方」が近しいというところに着目し、その審査員の平均点を1としたときの相対値を計算し、その相対値の差の絶対値を見るという方法です。
※桁数が小さくなりすぎてしまうので、差の絶対値の平均ではなく合計で計算しています。審査員ごとに審査した組数が同じなので合計でも問題ないのですが、組数が違うもの同士を比較する場合は平均を使ったほうが良いでしょう。
以下の例だと、松本人志さんとは相対値の差の絶対値の合計が0.228だということになりました。
| name | judge | point | 平均point | 相対値point | 自分の採点 | 平均自分の採点 | 相対値自分の採点 | 相対値の差の絶対値 | 相対値の差の絶対値の合計 |
| カベポスター | 松本人志 | 90 | 91.2 | 0.986842105 | 88 | 90.1 | 0.976692564 | 0.010149541 | 0.227963082 |
| 真空ジェシカ | 松本人志 | 88 | 0.964912281 | 92 | 1.02108768 | 0.0561754 | |||
| オズワルド | 松本人志 | 92 | 1.00877193 | 90 | 0.998890122 | 0.009881808 | |||
| ロングコートダディ | 松本人志 | 93 | 1.019736842 | 94 | 1.043285239 | 0.023548397 | |||
| さや香 | 松本人志 | 95 | 1.041666667 | 93 | 1.032186459 | 0.009480207 | |||
| 男性ブランコ | 松本人志 | 96 | 1.052631579 | 90 | 0.998890122 | 0.053741457 | |||
| ダイヤモンド | 松本人志 | 87 | 0.953947368 | 86 | 0.954495006 | 0.000547637 | |||
| ヨネダ2000 | 松本人志 | 91 | 0.997807018 | 89 | 0.987791343 | 0.010015675 | |||
| キュウ | 松本人志 | 86 | 0.942982456 | 88 | 0.976692564 | 0.033710108 | |||
| ウエストランド | 松本人志 | 94 | 1.030701754 | 91 | 1.009988901 | 0.020712853 |
Tableauでは以下のように表現しています。

【方法③】相関係数
3つ目の方法は、相関係数を計算する方法です。相関係数とは、2変数間の相関の強さを数値化したものです。今回でいうと、自分の採点結果と審査員の採点結果の相関の強さを計算しています。一般的に、相関係数の絶対値が0.6~0.7以上あると、相関関係があると解釈する場合が多いです。
Tableauでは相関係数を計算できるCORR関数が搭載されているので、それを使って計算できます。
CORR([self_point],[Point])
Tableauでは以下のように表現しています。

最終的に、方法別に診断結果を見られるようにしています。今回の例だと、方法によって診断結果が変わっていますね。

まとめ
今回はM-1グランプリの審査員診断ができるダッシュボードを作成してみました。みなさんもぜひ診断してみてください!
Tableau Public:M-1グランプリ_審査員相性診断 ~あなたの感性に近いのは誰?~

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