Negative Space Area Chartsとは

戦場カメラマンの一番の望みは失業することだ
- ロバート・キャパ - 

Negative Space Area Chartsとは、値を反転させた面グラフのことです。参考にしたTableau Magicの記事では以下のグラフをつくっていました。

図1

街の画像のところがデータの推移を表すエリアチャートのように見えますが、実際は背景の薄いグレーの部分をTableauのエリアチャートで作成しています。

データをイメージしやすい画像と組み合わせることで、印象的でわかりやすい表現ができます。今回はそんなNegative Space Area Chartsをつくってみました。

Negative Space Area Chartsのつくり方

今回はMakeOverMondayの2020年W6のデータを使用しました。アメリカの戦争体験に関するデータです。

まず、通常のエリアチャートをつくってみました。
図2

今回はつくりたいのは空白部分、つまり下記の赤い部分になります。
図3
今回、Negative Space Area Chartsをつくるにあたり、以下の計算式を準備しました。

TC_Max
WINDOW_MAX(SUM([メジャー]))

TC_Inverse
[TC_Max] - SUM([メジャー])

[TC_Max]はビュー内の最大値を取得する計算式で、[TC_Inverse]はビュー内の最大値から実際の値を引いた数、つまり反転させた値になります。
図4

では、具体的な作成手順を見ていきましょう。
  1. [TC_Inverse]を用いてエリアチャートを作成する
  2. 「軸の編集」から「反転」にチェックを入れる
    図5
  3. マークから、エリアチャートの色の不透明度を100%にする
  4. ワークシートの背景を「なし」にし、ヘッダーや不要な線を削除する
  5. ダッシュボード画面に画像を挿入する
  6. 作成したエリアチャートを「浮動」にし、画像の上に重ねて、完成!
    図6

まとめ

今回は画像とエリアチャートを組み合わせたNegative Space Area Chartsをつくってみました。ぜひお試しください!



Tableau Public : 
https://public.tableau.com/views/MakeOverMonday_2020_W6_v4/ofyourlifetheUShasNotbeenatwar?:language=ja&:display_count=y&:origin=viz_share_link