地図の扱い方

未知の世界を探求する人々は、地図を持たない旅行者である。
- 湯川秀樹 -

地理的なデータの差異を表現するの便利なのが、地図での表現です。例えば、都道府県別の利益率をこんな風に可視化することができます。

図1

しかし日本地図って意外と使いづらい場面もありませんか?

実数値で見たいときに地図上で表現すると見づらかったり。
図2

「東京都」でフィルタをかけると、こんな感じの地図になったり。
図3


あと、地図上で推移を見るのが難しかったり。

日本は都道府県ごとの面積の差が大きかったり、島が点在してたりするので、厳密な地図表現だと可視化が難しくなる場合があります。

そこで今回は、簡略化された日本地図を作成し、上記の問題を解決してみたいと思います。


簡易的な日本地図をつくってみよう

今回はTableau Communityのこちらの投稿からアイデアを考えました。
都道府県ごとに座標を振り、その座標上にデータをプロットするという考え方です。

※サンプルスーパーストアのデータを使用しているため、一部都道府県データが欠損しています。

STEP 1:(コピペ!)下記の座標マスタを準備する
まず下記のマスタを準備してください。※座標はお好みで変更してください。

都道府県
12北海道
22青森県
32秋田県
42山形県
52栃木県
62埼玉県
72東京都
31岩手県
41宮城県
51福島県
61茨城県
71千葉県
53新潟県
63群馬県
73神奈川県
54富山県
64長野県
74山梨県
55石川県
65岐阜県
75静岡県
66福井県
76愛知県
67滋賀県
77三重県
68京都府
78奈良県
88和歌山県
69兵庫県
79大阪府
610鳥取県
710岡山県
810香川県
910徳島県
611島根県
711広島県
811愛媛県
911高知県
712山口県
713福岡県
813大分県
913宮崎県
714佐賀県
814熊本県
914鹿児島県
715長崎県
1015沖縄県

STEP 2:データと、マスタを結合する
下記のようにデータとマスタを左結合します。図4

STEP 3:Vizを作成する
下記の手順でVizを作成します。

  1. 列に不連続のディメンションにした[横]、行に不連続のディメンションにした[縦]を入れる
  2. [横]の並び順を降順にする(右から左へ数が増えていくように)

    図12


  3. マークタイプを「形状」にして、必要なデータをプロットする
  4. 不要なヘッダーや線を削除して完成!
    図7

(必要に応じて):北海道のみサイズを大きくする
少し現実の地図に近づける工夫として、北海道の面積のみを大きくすることもできます。
  1. [都道府県]からセットを作成し、「北海道」のみを選択
  2. 作成したセットをサイズに入れる
  3. サイズを反転し、北海道を大きく、それ以外を小さくするように設定して、完成!
    図8
    図9

(必要に応じて):都道府県上に推移のグラフをプロットする
各都道府県上に線グラフや棒グラフをプロットすることもできます。
  1. 列の[横]の右側にディメンションを入れる
  2. 行の[縦]の右側に、最小値で集計した[レコード数]、その右側にメジャーを入れる
  3. 最小値で集計した[レコード数]と、メジャーを二重軸にする
    図10
  4. メジャーのマークタイプを線グラフや棒グラフにし、色やサイズを調整して、完成!
    図11

まとめ

今回は簡易的な日本地図をご紹介しました。ぜひつくってみてください!



Tableau Public : https://public.tableau.com/views/22858/sheet0?:display_count=y&publish=yes&:origin=viz_share_link