LOD計算とは
LOD計算とは、Level Of Detail計算の略で、任意の粒度でデータを計算できる手法です。
Tableauでは、FIXED・INCLUDE・EXCLUDEの3種類のLOD計算があります。違いは以下の通り。
FIXED関数をイメージしてみよう
FIXED関数はVizで使用している粒度を無視して、指定したディメンション粒度で数値の計算を行います。
FIXED関数は以下のようにかきます。
※メジャーは集計する必要があります。上記はSUMで集計していますが、他の集計方法でも可能です。
FIXED関数で使用しているディメンションとメジャーのみの中間テーブルが作成されるイメージです。

<例①>
通常、[カテゴリ1] [カテゴリ2] [カテゴリ3] 粒度でSUM[メジャー]を表現すると以下のようになります。

ここに以下のFIXED関数を用いて作成した計算フィールドを横に並べてみます。
FIXED

Viz上は[カテゴリ1] [カテゴリ2] [カテゴリ3] 粒度で表現されていますが、[FIXED]は、FIXED関数で指定したディメンションである[カテゴリ1]と[カテゴリ2]の粒度でしか計算されていません。
<例②>
[カテゴリ2]ごとに合計した[メジャー]の平均値を出したい場合、通常、以下のようにViz内に[カテゴリ2]を入れる必要があります。

ここで以下のFIXED関数を用いて作成した計算フィールドを使用してみます。

Viz上は[カテゴリ1] 粒度で表現されていますが、[カテゴリ2]ごとに合計した[メジャー]の平均値が出されています。
FIXED関数を集計する
<例②>のところでFIXED関数を用いた計算フィールド自体を集計していましたが、以下のようなイメージになります。

まとめ
今回はFIXED関数の理屈を中心にまとめてみました。LOD計算で最も大切なのは、元のテーブルの1行が何を表しているかをしっかり理解することです。使用するデータのことをよく理解した上で、使ってみましょう。
↓このVizでもFIXED関数を使っていました
Tableau Public : https://public.tableau.com/views/M-1_15531522020340/M-1?:display_count=y&:origin=viz_share_link
If something is wrong, fix it. But train yourself not to worry, worry fixes nothing.
- ヘミングウェイ -
- ヘミングウェイ -
LOD計算とは、Level Of Detail計算の略で、任意の粒度でデータを計算できる手法です。
Tableauでは、FIXED・INCLUDE・EXCLUDEの3種類のLOD計算があります。違いは以下の通り。
- FIXED:Vizで使用されている粒度と関係なく、指定したディメンション粒度で計算を行う。
- INCLUDE:Vizで使用されている粒度に、指定したディメンション粒度を加える。
- EXCLUDE:Vizで使用されている粒度から、指定したディメンション粒度を除く。
FIXED関数をイメージしてみよう
FIXED関数はVizで使用している粒度を無視して、指定したディメンション粒度で数値の計算を行います。
FIXED関数は以下のようにかきます。
{ FIXED [ディメンション1], [ディメンション2]… : SUM([メジャー]) }
※ディメンションの種類は任意で指定できます。※メジャーは集計する必要があります。上記はSUMで集計していますが、他の集計方法でも可能です。
FIXED関数で使用しているディメンションとメジャーのみの中間テーブルが作成されるイメージです。

<例①>
通常、[カテゴリ1] [カテゴリ2] [カテゴリ3] 粒度でSUM[メジャー]を表現すると以下のようになります。

ここに以下のFIXED関数を用いて作成した計算フィールドを横に並べてみます。
FIXED
{ FIXED [カテゴリ1], [カテゴリ2] : SUM([メジャー]) }

Viz上は[カテゴリ1] [カテゴリ2] [カテゴリ3] 粒度で表現されていますが、[FIXED]は、FIXED関数で指定したディメンションである[カテゴリ1]と[カテゴリ2]の粒度でしか計算されていません。
<例②>
[カテゴリ2]ごとに合計した[メジャー]の平均値を出したい場合、通常、以下のようにViz内に[カテゴリ2]を入れる必要があります。

ここで以下のFIXED関数を用いて作成した計算フィールドを使用してみます。
AVG({ FIXED [カテゴリ1], [カテゴリ2] : SUM([メジャー]) })

Viz上は[カテゴリ1] 粒度で表現されていますが、[カテゴリ2]ごとに合計した[メジャー]の平均値が出されています。
FIXED関数を集計する
<例②>のところでFIXED関数を用いた計算フィールド自体を集計していましたが、以下のようなイメージになります。

- FIXED関数内での集計:元のテーブル⇢FIXED関数で使用するテーブルに変換する際の集計
- FIXED関数自体の集計:FIXED関数で使用するテーブル自体の集計
まとめ
今回はFIXED関数の理屈を中心にまとめてみました。LOD計算で最も大切なのは、元のテーブルの1行が何を表しているかをしっかり理解することです。使用するデータのことをよく理解した上で、使ってみましょう。
↓このVizでもFIXED関数を使っていました
Tableau Public : https://public.tableau.com/views/M-1_15531522020340/M-1?:display_count=y&:origin=viz_share_link

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