ワッフルチャートとは

パンがなければお菓子を食べればいいじゃない。
- マリー・アントワネット -

割合をわかりやすく表現する方法に、ワッフルチャートという表現方法があります。ワッフルチャートは別名スクエアパイチャートとも呼ばれます。

例えば、30%という割合を示す場合を見てみましょう。

よくある円グラフでつくると以下のようになります。
図1
一方、ワッフルチャートで表現するとこんな感じです。
図2

10あるうちの3が色塗りされ、こちらも30%という割合を示しています。

マークを四角ではなく形状にすると、こんな表現もできます。
図3
人のアイコンを使用することで、30%という割合が「10人中3人」という印象に変わりませんか?

このようにワッフルチャートを使えば、割合をわかりやすく、より実感を持った形で表現することができます。



ワッフルチャートをTableauでつくってみよう

ではワッフルチャートを実際につくっていきましょう。ワッフルにちなんだデータを使用したかったのですが見当たらなかったので、ワッフルの遠い親戚にあたる?と思われるたこ焼きにちなんだデータを用意しました。(Jタウン研究所調べ)

元データはこんな感じで作成しました。
図4

さて、ワッフルチャートをつくる際には、少し準備をしなければなりません。例えばMAX100%を10個の四角で表現したいのであればデータも10個必要。すなわち最低でも10行のデータが必要になります。

なので今回は各地域ごとにデータを10行ずつ追加する必要があります。とはいえ元データで行を増やすのは手間なので、以下のようなマスタを準備しました。

No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10


これでデータの準備ができました。では実際につくっていきましょう。


STEP1:実績テーブルとマスタテーブルを結合する
まずはデータとマスタを結合し、各地域ごとのデータを10行ずつにしていきます。
結合する際のKeyは結合計算で作成し、「1」を入力します。

図11


これで各地域ごとに行数を増やすことができました。

図12


STEP2:形状を並べる
次にマークを形状にし、不連続にした[No.]フィールドを詳細に入れます。[地域]もフィルタで切り替えられるようにしておきましょう。
図13


STEP3:色分けをする
最後に色分けをするのですが、このときに使用するのがINDEX関数です。INDEX関数は計算フィールド上では「INDEX()」とかき、表計算で指定した順番に番号を振ってくれます。

INDEX
INDEX()

図9

[No.]フィールドを指定して表計算を行うと、こんな感じで個々の形状に番号を振ってくれます。
図15


これを使用して、普及率がINDEXよりも大きいか小さいかというフラグを立てていきます。今回は1つの形状を10%とするので、INDEX()の値に×10を行います。

計算式は以下になります。

色塗りフラグ
INDEX()*10 <= AVG([割合])

行数が増えているので、割合はSUMではなくAVGMINで集計するようにしましょう。
[No.]フィールドを指定して表計算を行い、色に入れるとこのようになります。
図16


関西地方では70%以上の保有率があるということで、10個中7個の形状の色が塗られました。


まとめ

ワッフルチャートを使えば、直感的かつ印象的に割合を表現することができます。
ぜひ使ってみてください!



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